色の作り方・衣装の考え方 [絵]
少し塗りというか色に関して進歩が見られたので、記事にしてみました。
今回の練習絵はこちら。かなり中途半端ですけど・・・
以前よりだいぶスムーズに色を作れるようになりました。
特に反射光や環境光の色が上手く作れなかったのです。肌などを青寄りにしたいと思っても、どの色を拾えばいいか分からなかったり。
色は相対的な物で、周囲の色によって見え方が左右されるため、ピンポイントで色を拾ってくるのが難しいのです。
そこで試行錯誤しながら解決策を探っていたところ、CMYKのカラースライダーを使用すると上手くいきました。
今まではHLSやHSV/HSBのカラーホイールから拾ったり、カラースライダーで色相、彩度、輝度/明度をいじって色を作っていたのです。
しかし色相をどの程度いじればいいか、彩度や輝度/明度はどう変化するのかが分からず、諦めることもありました。
一方CMYKのスライダーを使用すると、青寄りにしたいならシアンを増やすといった混色の思考法で色を作れ、また綺麗な肌色ならシアンを抑えるといった調整も可能です。
色を明るくするなら全体を減らし、暗くするなら増やして黒も混ぜる、彩度を下げるなら補色を増やす(多分)・・・など、コツを掴めば結構楽に色を作れると思います。
印刷をする方は色校正に関しても楽になるでしょうね。
RGBでも同じようにできるでしょうが、明暗の変化がCMYKと逆になります。
私はCLIP STUDIO PAINTで、カラーホイール、カラースライダーを↓のように表示しています。カラーホイールは彩度などの確認用に近い状態です。
最後に衣装の考え方についてちょっとだけ。
今回の絵はかなり適当で中途半端ですし、デザインなんて言えるレベルではありませんが、上着の下に白い服を重ねるとちょっとはマシになる気がします。
衣装を考える時は、最初はなるべくシンプルに、首、胸、腰、腕などに分けてパターンを組み合わせていく。
そして足りない部分に服を重ねたり文様やレース、フリルなどを必要な分だけ足すと良さそうです。
かっこいいイメージなら襟を立てたり肩を出したり、可愛いイメージならふんわりとフリルを増やしたり・・・。
胸を覆う形とか、服の形状にもある程度のパターンがありますから、難しく考えず、シンプルに。
衣装を考えるのも楽しくなってきました。
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